『読書脳』 樺沢紫苑
月に30冊以上の本を読み、年に3冊もの本を執筆する著者が、「読んだら忘れない読書」というものを教えてくれる。
簡単にまとめると、読んだ後に数回アウトプットする事、スキマ時間を上手く使って読書をするという事だった。
アウトプットは1週間に3回行うと記憶に定着しやすく、読んだらブログやSNSに書くといいらしい。
僕は読んだ小説の感想をYouTubeにアップしていた時期があったのだが、確かにその時アップした本の内容は今でも記憶に残っている。
アウトプットが大切という事は以前から知っていたし当たり前だと感じた。
スキマ時間を使って読書をするという事には関しては参考になった。
電車などに乗っていて15分で一章を読み終えるぞ!っと目標を持って読書をする事で脳内にドーパミンが出て記憶に残りやすいとの事。
また短時間で読書をする方が集中力が上がるのも記憶に残りやすいのだそうだ。
ただ電車で読書をするのって意外と出来ない。
この前電車に乗った時に読書しようと思ったけど、手元にある本がライトノベルで表紙がちょっと恥ずかしくて、周りの目を気にしてしまった。
最近周りの目を気にするのをやめるという事も自分の中で目標の一つにしていたのだけど、まだまだだなと感じた。
この本の序盤には読書をする事で得られる事などが書いてあり、そこを読むだけでもモチベーションが上がるのでお勧め。
自分が本を読んで良いなと思う瞬間は、自分の人生では絶対に体験できないような事を本を通して擬似体験できる時と、全く知らなかったことに読書を通じて興味を持てた時だ。
自分の人生では経験できないこと。
例えば『竜馬がゆく』を読めば幕末の世界に行くことができるし、『無職転生』を読めば異世界で魔法が使えます。
全く知らなかった事に興味を持つ
これは『日本製』という三浦春馬さんが全都道府県をめぐり、各都道府県ごとに、企業やお店に取材をして、その対談だったり体験をまとめた本。
例えば山梨県では、わさび農家を取材、福井県ではメガネフレームをデザインする企業を取材したり。
そんな中で東京での取材先は佃煮屋さん。時代とともに変化していった佃煮の話を読んで色んな佃煮を食べてみたいと思った。
いつか絶対に佃煮屋巡りするぞ!!
読書っていいですね。
ダダダ濱田