辛い時は助走だと思って。 『80歳。いよいよこれから私の人生』を読んで

『80歳。いよいよこれから私の人生』
著 多良久美子

85歳の夫と障害を持つ息子と3人で暮らしている著者。娘は早くに亡くなり、辛いこと大変な事を沢山経験してきたけど、前を向いて明日を少しでも良くしようと日々過ごしてきた著者の言葉に勇気が貰える本だった。

良い時もあれば悪い時もある。人生はその繰り返しだ。
だから良い時は十分にそれを楽しみ。悪い時は良い方に向かうための助走だと思って前を向いて乗り越える。
この著者の考えに共感した。
自分は数年前、とある病気になり、体調が悪くて苦しかった時期があるのだが、それを乗り越えたおかげで以前よりも毎日が楽しいし、成長できたと思っている。
だからこれから辛い事があっても、著者と同じように「助走」の期間なのだと思って前を向いてい生きていこうと思いました。

普段の生活のアイデアや料理のレシピなどが書いてあり、この手の本は大好きで、著者の姉が書いている本『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』こちらの本も良い本だったのでお勧めです!